※タイトルの下に黒白反転用のリンクがあります。
※目次は見出しレベル2で確認できます。
このページでは本記事に出てくる内容について補足するため、いくつか用語の解説をする。
LinuxやUNIX系OSではフォルダをディレクトリと呼ぶ。昔Windowsでもフォルダのことをディレクトリと呼んでいたと聞いたことがある。
コマンドは日本語で言えば命令。CLIでコピー、移動、作成などの実行したい処理をOS側に指示するために使う。
コマンドは入力したらエンターキーで確定する。これを実行するという。
コンピューターでアプリやサービスを利用可能にする基本ソフトウェア。基本どの電子コンピューターにインストールされており外部接続機器の制御も行う。有名なOSとしてWindows、Mac、Linux、UNIX系などが挙げられる。
OSの構成要素でシステムの中心的な存在。
OSのもう一つの構成要素でユーザーとOSの橋渡し的な存在。このシェルの種類によってCLIで使うコマンドが変わる。
パスは日本語で通路を意味する。特定のファイルやディレクトリ(フォルダ)への道のり、あるいは住所のようなもの。
絶対パスと相対パスでは起点となるディレクトリが異なる。Windowsで例を示すと
絶対パス:
相対パス:
絶対パスは一番上の階層、Cドライブから記述しており、相対パスはユーザー名のフォルダから記述している。イメージとして、住所を書く際、県名から書くか市区町村から書くかの違い。同じ名前の市区町村があるとどの都道府県か分からないのと同じように、同名のディレクトリがある場合は混乱を避けるために、大本のディレクトリから記述する絶対パスの方が正確。
相対パスで.や..を頻繁に使う。.は現在のディレクトリを意味する。一方..は一つ上の階層(一つ上のディレクトリ)を意味する。
初期の電子コンピューターはCLIベースのOSだった。
LinuxとUNIX系OSでも説明した通りCLIのほうが先に開発されている。
CLIはComand Line Interface(コマンドライン・ユーザー・インターフェイス
GuiはGraphical User Interface(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)の略称。
名前から創造できる通りCLIはコマンドを入力して操作するインターフェイス、GUIはより視覚的に直感的に分かりやすいインターフェイスとなっている。
昔多くのCLIベースのOSが開発されたが、現在でもUNIXを元に開発されたLinux、UNIX系OSは多くのユーザーに愛されている。多くの開発者が、ユーザーが使いやすいOSの開発に着手する中、UNIXの開発者は柔軟に多くのシステムに対応できるOSの開発を進めていた。また、ユーザーはすでに使い方が分かっている事を前提とした開発していた。ユーザーフレンドリーな使いやすいOSの開発を行わなかった代わりに、現代ではLinuxやUNIX系OSを使用したサーバー運用や開発環境としての利用が多い。(最近はwindows serverなどを使ったGUIベースのサーバーもある。)
GUIは誰でも手に入れた時に直感的に操作しやすいインターフェイスの総称。現代はパソコンやスマホ以外にもユーザーフレンドリーなATMやアプリなどのUI(ユーザーインターフェイス)の開発が進んでいる。